SaaS導入が失敗する4つの理由—定着しないツールに共通するパターンと対策

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「入れたのに使われていない」——SaaSの墓場が生まれる理由
freeeを導入したが経費精算の手順が定着しない。Notionを入れたが誰も更新しない。Slackを使い始めたがメールも並行して使われている——こうした「導入したが定着しない」状態は、中小企業でよく見られます。
厄介なのは、これが「ツールを選び間違えた」から起きているわけではないことです。freeeもNotionもSlackも、それ自体は優れたツールです。問題は導入後のプロセスにあります。
本記事では、SaaS定着に失敗する企業に共通する4つのパターンと、すぐ実践できる対策を解説します。
失敗パターン① 「入れる」で終わり。運用設計がない
よくある状況
「とりあえず試してみよう」とアカウントを作成し、社員にIDを配布して終了。誰が何のために使うのか、どう使うのかのルールがないまま運用が始まります。
結果、各自が好き勝手に使い始め、フォーマットがバラバラになったり、「使い方がわからない」という問い合わせが殺到したりします。
対策: 「運用設計」を導入前に決める
ツールを入れる前に、以下を決めておく必要があります。
- 誰が何の目的で使うか(用途と利用者を明確化)
- どのフォーマット・テンプレートを使うか(バラバラな使い方を防ぐ)
- 既存の業務フローのどこに組み込むか(日常業務と接続する)
- 使えない・わからない場合の問い合わせ先(ヘルプデスクの設定)
「決めてから入れる」——これだけで定着率が大きく変わります。
失敗パターン② 「管理者」が決まっていない
よくある状況
アカウントを誰かが作ったが、管理者・管理権限が曖昧なまま。退職者のアカウントが残っていたり、誰かがライセンスを追加したが全体の本数を把握している人がいなかったりします。
特に問題になるのがセキュリティリスクです。退職した社員のアカウントが有効なままだと、不正アクセスのリスクが残ります。SaaS数が増えるほど、この「野良アカウント」問題は深刻になります。
対策: SaaS管理台帳を作り、管理者を一本化する
最低限、以下の管理台帳を作りましょう。
- ツール名・契約プラン・月額費用・契約更新日
- 管理者アカウント・管理者担当者名
- 利用者リスト(入退社時の更新ルート)
Notionやスプレッドシートで管理するだけで、退職者アカウントの放置・ライセンスの無駄を防げます。SaaSが10本以上ある企業は、管理を専任化(または外注)することを検討してください。
失敗パターン③ 「なぜ入れるか」が伝わっていない
よくある状況
「来月からfreeeを使います」と突然アナウンス。現場からは「今のExcelで十分じゃないか」「使い方を覚える時間がない」という抵抗が生まれます。
ツールへの抵抗感は「変化への拒否」ではなく、「なぜ変える必要があるのか」の説明不足から来るケースがほとんどです。
対策: 「Before / After」を明示してから導入する
導入前に、以下を全社に共有しましょう。
- 今の課題(Before):「月次精算に毎回3時間かかっている」「領収書の紛失が月○件ある」
- 導入後の状態(After):「freeeで写真撮影→即申請→自動承認で15分に短縮」
- 誰が何をすればいいか:具体的なアクションをステップで伝える
「なぜ変えるか」「変えると何が楽になるか」が伝わると、抵抗感が大幅に下がります。
失敗パターン④ 導入後のフォローがゼロ
よくある状況
初回の説明会を1回やって終わり。「使い方は各自で覚えてください」という状態。1ヶ月後に確認すると、使い続けているのは一部の社員だけ——というパターンです。
SaaS導入の最大の失敗原因が「導入後のフォロー不足」です。どんなに優れたツールでも、継続的なサポートなしでは定着しません。
対策: 「定着フェーズ」を設計する
SaaSの定着は、以下の3フェーズで設計する必要があります。
- Week 1〜2(キックオフ):導入説明会、マニュアル配布、個別サポート窓口の設置
- Month 1(フォロー):利用状況の確認、よくある質問へのQ&A整備、使えていない社員への個別フォロー
- Month 2〜3(定着確認):利用率レポート、改善点の洗い出し、活用事例の共有
この3フェーズを「誰が担当するか」を明確にすることが、定着の鍵です。IT担当がいない場合は、外部の定着支援サービスを活用することも有効です。
バクティーのSaaS定着支援——「入れたら終わり」にしない伴走
バクティーでは、SaaSの選定・導入から定着支援まで一貫して対応しています。
- 導入前の運用設計:誰が何のために使うか、業務フローへの組み込み方を事前に設計
- 導入説明会・マニュアル整備:現場向けの操作説明とFAQ整備
- ヘルプデスク対応(件数無制限):「使えない」「わからない」に即日対応
- 月次MTGで定着状況を確認:利用率・課題を毎月整理し、改善提案
- SaaS管理台帳の整備・アカウント管理:野良アカウント・ライセンス無駄をゼロに
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まとめ:SaaS定着のチェックリスト
SaaS導入が失敗する4つのパターンをまとめます。
- 「入れる」で終わり——運用設計がない:導入前に用途・フォーマット・問い合わせ先を決める
- 管理者が決まっていない:SaaS管理台帳を作り、退職者アカウントを即時処理するフローを持つ
- 「なぜ入れるか」が伝わっていない:Before / Afterを全社に共有してから導入する
- 導入後のフォローがゼロ:Week 1〜Month 3の定着フェーズを設計し、フォロー担当を決める
SaaSは「入れること」ではなく「使われ続けること」が目的です。導入後の設計と伴走があってはじめて、投資したコストが成果として返ってきます。
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