情シス代行・情シス支援サービス比較|代行5選と目的別の選び方【2026年版】

IT担当者がいない・兼任で困っている企業へ
月額8万円〜、情シス・IT部門・CTO機能を丸ごと外注できます
情シス代行、どこに頼めばいいのか分からない
「IT担当が退職して、社内のPCやアカウント管理が回らなくなった」「総務がIT業務を兼任していて、本来の仕事が進まない」。そんな悩みから情シス代行を調べ始めたものの、サービスが多すぎて違いが分からない、という声をよく聞きます。
情シス代行は、料金体系・対応範囲・訪問の有無が会社ごとに大きく異なります。月額の安さだけで選ぶと「頼みたい業務が範囲外だった」ということも起こりがちです。
本記事では、中小企業が検討しやすい情シス代行サービス5社を比較します。あわせて、管理ツール・ヘルプデスク代行・キッティング代行・研修など、「情シス代行以外」の情シス支援サービスも目的別に紹介します。
目的別:情シス支援サービスの早見表
「IT担当がいない・足りない」という悩みの解決策は、情シス代行だけではありません。まずは自社の目的に合うサービスの種類を確認しましょう。
目的 | サービスの種類 | こんな企業に |
|---|---|---|
IT業務をまるごと任せたい | 情シス代行 | IT担当が不在・兼任の企業 |
管理作業そのものを減らしたい | SaaS・IT資産管理ツール | SaaSや端末の数が増えてきた企業 |
社内の問い合わせ対応だけ任せたい | ヘルプデスク代行 | 社内に担当者はいるが手が回らない企業 |
PCの準備・設定を任せたい | キッティング代行 | 入社や入れ替えが多い企業 |
社内の担当者を育てたい | 情シス研修・育成サービス | 兼任担当者の知識を底上げしたい企業 |
方針の相談相手がほしい | IT顧問・コンサル | IT投資の判断に迷っている企業 |
情シス代行サービスの3つの料金タイプ
比較の前に、料金体系の違いを押さえておきましょう。ここを理解しておくと、各社の見積もりを正しく比べられます。
料金タイプ | 仕組み | 向いている企業 |
|---|---|---|
月額固定型 | 決まった業務範囲を毎月定額で代行 | 毎月のコストを一定にしたい企業 |
時間課金型(タイムシェア) | 使った時間・ポイント分だけ支払う | 業務量に波がある企業 |
プロジェクト型 | 環境構築や移行など案件単位で見積もり | 単発の大きな課題がある企業 |
同じ「月額◯万円〜」でも、含まれる作業時間や対応範囲はサービスによって違います。金額だけでなく「その料金で何をしてくれるのか」を必ず確認してください。
情シス代行サービス比較5選
以下は、2026年10月時点で各社が公開している情報をもとにまとめたものです。料金や条件は変更される場合があるため、最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。
サービス名 | 料金(公開情報) | 料金タイプ | 主な対象 |
|---|---|---|---|
バクティー | 定常業務 月額8万円〜(税別) | 月額固定型+時間課金型 | IT担当が不在・兼任の中小企業 |
シェアード社員®(ユナイトアンドグロウ) | 要問い合わせ | 時間課金型(ポイント制) | 従業員50〜1,000名の成長企業 |
OPTiM Biz 情シス代行(オプティム) | 月額13.5万円〜(税別) | 月額型 | 中堅・中小企業 |
情シス代行パック(エイネット) | 月額4万円〜 | 月額型 | 中小企業 |
IT顧問 情シス君 | 要問い合わせ | 依頼内容に応じたプラン | 全国の企業 |
1. バクティー(株式会社トヨルカ)

バクティーは、「IT担当者を採用する代わりに外注する」という発想の情シス代行サービスです。料金は、毎月の運用を定額で任せる「定常業務プラン」と、構築・導入などのプロジェクトを使った分だけ依頼できる「非定常業務」の2本立てです。基本はリモート対応で、必要に応じて現地にも伺います。
- 定常業務プラン(月額8万円〜・税別):AI利活用相談、アカウント管理(入退社時の発行・削除、権限の棚卸し)、セキュリティ設定の管理(多要素認証・アクセス権限・SaaS設定)、ログ・利用状況のモニタリング、月次レポートと月1回の定例ミーティング。会社の規模や対応範囲に応じて月額が変わります
- 非定常業務(1.2万円/時×10時間〜、最低12万円〜・税別):SaaSの導入・定着、ゼロトラスト環境の構築、PCキッティング、業務自動化、IT戦略の立案などをプロジェクト単位で依頼できます
初期費用は両プランとも10万円(税別)です。日々の運用(守り)は定額、構築や改善(攻め)は必要なときだけ、と組み合わせられるため、コストを抑えながらヘルプデスクからIT戦略まで窓口を一本化できます。
2. シェアード社員®(ユナイトアンドグロウ株式会社)

ユナイトアンドグロウは、情シス部門の人材を複数の企業で「タイムシェア」する「シェアード社員®」を提供する東証グロース上場企業です。社員数50〜1,000名の成長企業を主な対象とし、同社の社員の時間・経験・人脈を共有する形で、コーポレートIT部門の人材不足や知識不足の解消を支援します。
- 準委任契約による時間課金で、事前購入したポイントを月々消費する仕組み
- 担当者が顧客のオフィスへ出向き、IT課題のヒアリング・整理から解決までを支援
- 情シス担当者向けのコミュニティやナレッジ共有の仕組みも運営
ある程度の規模があり、社内に情シス担当者がいる企業が「チームを補強したい」と考える場合に検討しやすいサービスです。対象エリアに条件があるため、公式サイトで確認しましょう。(参考:ユナイトアンドグロウ公式サイト)
3. OPTiM Biz 情シス代行(株式会社オプティム)

MDM(モバイル端末管理)ツール「OPTiM Biz」を提供するオプティムが、2026年9月に開始した情シス代行サービスです。ヘルプデスク、PC・スマートデバイス管理、アカウント管理、SaaS管理、IT運用管理改善、IT企画支援の6領域を、必要な時間・範囲に応じて提供するとしています。
月額13.5万円(税別)からで、スタッフへの指示や進捗管理はオプティム側が担います。端末管理を中心に整えたい企業と相性が良いサービスです。
4. 情シス代行パック(エイネット株式会社)
月額4万円からと、比較的低い価格で始められるサービスです。アカウント管理、ヘルプデスク、セキュリティコンサル、定例ミーティングなどに対応し、遠隔対応が基本で、オンサイト対応はオプションとされています。
まずは小さく外注を始めたい企業の選択肢になります。ただし、月額4万円に含まれる業務量は公開情報からは分からないため、見積もり時に範囲を確認しましょう。
5. IT顧問 情シス君

全国47都道府県を対象に、オンライン・オフラインを問わずサポートを提供するとしているサービスです。緊急トラブル時には365日24時間のバックアップ体制を整えているとされています。
料金は依頼内容に応じたプラン設計のため、公開情報からは標準的な金額が分かりません。「必要なときに必要な分だけ頼みたい」企業に向いています。
目的別:情シス代行以外の情シス支援サービス
情シス代行と組み合わせたり、代わりに検討したりできるサービスを、目的別に紹介します。単体で課題が解決することもあれば、情シス代行と併用することで効果が高まることもあります。
SaaS・IT資産管理ツール:管理作業そのものを減らす
社内で使うSaaSのアカウントや、PC・スマートフォンなどの端末を一元管理するツールです。入退社時のアカウント発行・削除の漏れや、使われていないSaaSの契約を見つけやすくなります。


- ジョーシス:ITデバイスとSaaSを統合管理するサービス
- マネーフォワード Admina:SaaSとITデバイスを従業員単位で一元管理でき、連携可能なSaaSは310以上とされています
ただし、ツールは導入して終わりではありません。設定や日々の運用を誰が担うかを決めておかないと、かえって管理が複雑になります。運用を情シス代行に任せる組み合わせも有効です。
ヘルプデスク代行:社内の問い合わせ対応だけ任せる
「パスワードを忘れた」「プリンターにつながらない」といった、社内からのIT関連の問い合わせ対応を外部に任せるサービスです。社内に担当者はいるものの、問い合わせ対応に時間を取られて本来の業務が進まない企業に向いています。
料金は、月額固定型と、問い合わせ件数や時間に応じた従量課金型が一般的です。固定型は件数に上限がある場合が多いため、自社の問い合わせ量を把握してから見積もりを取りましょう。
キッティング代行:PCの準備・設定を任せる
キッティングとは、新しいPCを業務で使える状態に設定する作業のことです。OSの更新、ソフトのインストール、アカウント設定などを代行してもらえます。
たとえばエイネットの「キッティング代行パック」は、PC1台からの小ロットにも対応するとしています。料金は多くのサービスで「要問い合わせ」となっており、台数や作業内容によって変わります。なお、バクティーでも非定常業務としてPCキッティングに対応しています。
情シス研修・育成サービス:社内の担当者を育てる

外注ではなく、社内の担当者を育成するという選択肢です。株式会社ウェヌシスは、情シス業務に特化したオンライン研修を提供する会社です。
主力サービスの「情シスカレッジ」では、IT資産管理や情報セキュリティなど、情シスに必要な知識を動画で学べます。料金は1IDあたり月額5,980円(税込)で、無料デモで実際の講義を視聴することもできます。生成AIの活用法を学べる「BoostAI」や、情報発信メディア「情シスマガジン」「情シスIT辞典」も運営しています。(参考:株式会社ウェヌシス公式サイト)
「日常的なトラブル対応は社内で回せるようにしたい」という企業は、研修で基礎を固め、専門的な領域だけを外注するという組み合わせも検討できます。
IT顧問・コンサル:方針の相談相手を持つ
日々の作業ではなく、IT投資やシステム選定の判断について相談できる外部の専門家です。「どのSaaSを入れるべきか」「セキュリティにどこまで投資すべきか」といった経営判断をサポートします。
作業の実行まで任せたい場合は、IT顧問の役割も含む情シス代行を選ぶと、相談と実行の窓口を一本化できます。
失敗しない情シス代行の選び方
ステップ1:任せたい業務を書き出す
まず、社内で困っているIT業務を洗い出しましょう。PCの初期設定、アカウントの発行・削除、問い合わせ対応、セキュリティ対策、SaaSの見直しなど、具体的に書き出すと見積もりの比較がしやすくなります。
ステップ2:料金に含まれる範囲を確認する
月額料金に含まれる作業時間、対応件数、訪問の有無、追加料金の条件を確認します。「安く始めたが追加費用で結局高くなった」という事態を防げます。
ステップ3:窓口と報告の仕組みを確認する
依頼先が複数に分かれると、社内の管理負担はかえって増えます。窓口が一本化されているか、定例の報告や改善提案があるかもチェックしましょう。
ステップ4:採用コストと比べる
情シス担当者を1名採用すると、人件費だけで月35〜60万円程度かかります。さらに、退職すれば業務が止まるリスクも残ります。外注費用は、この採用コストと比較して判断するのがおすすめです。
まとめ:自社の規模と課題に合ったサービスを選ぼう
情シス代行は、料金体系と対応範囲がサービスごとに大きく異なります。規模が大きく社内チームを補強したいならタイムシェア型、コストを一定にしてIT業務をまるごと任せたいなら月額固定型が候補になります。
また、管理ツール・ヘルプデスク代行・キッティング代行・研修など、情シス代行以外の選択肢もあります。「何を解決したいのか」という目的から選び、必要に応じて組み合わせるのが近道です。
バクティーでは、アカウント管理やセキュリティ設定などの毎月の運用を「定常業務プラン(月額8万円〜・税別)」で、SaaS導入やキッティングなどのプロジェクトを「非定常業務」でサポートします。「自社に合うのはどのタイプか知りたい」という段階でも構いません。相談・見積もりは完全無料ですので、お気軽にご連絡ください。
IT担当が不在・兼任でお困りなら、バクティーにご相談ください
毎月の運用は定常業務プラン(月額8万円〜・税別)で、構築・導入は非定常業務で必要な分だけ。まずはオンライン無料相談(30分)で、御社の状況をお聞かせください。1営業日以内にご連絡します。
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